最近、よく言われることがあります(正確に言うと質問に対する回答)。顧問先の契約更新があり、すかさず「なぜ更新し続けるのですか?」と質問したりします。
質問の理由は「A4」1枚アンケートのQ4(継続してくれた決め手)を知りたいからです。
顧問先の回答は
「(販売促進手法の)引き出しが多くて手放せない」
と。
どういう事かと聞いてみると、「テレビCM、ラジオCM、イベント、新聞広告、取材、CSR(企業の社会的貢献活動)、SNS、ブログ、ホームページなどなどの販促手法が他の方より、引き出しが多い。他の方は、ありきたりの手法を提案するので新鮮さがほとんどなくて。一方、豊平さんは、「なるほど!その手があったか!」と気づかせてくれる。だから、手放すことができなく契約を更新したいと考えてます。」
との事です。
私としては、普通に応えたり、むしろ無意識レベルで答えたりしているので、それが凄いとも何とも思ってなかったのですが、お客様からすると「なるほど!」「その手があったか!」の気づきがあるようです。
つまり、本当の強みというものは「無意識レベル」にある。
ということ。
先日のセミナーで、うなずきが多かったのも「強み」の話。
SWOT分析をされている企業やお店が多いのですが、弱みや機会、脅威は書き出せても、自社の強い部分を書き出すのは、相当難しいです。
企業相談で「御社の強みは何ですか?」と伺っても、なかなか明確な回答は得られない。多くは機械(マシン)などのスペックをお伝えしてきます。
それがお客様から選ばれてるなら、良しとしますが
同じ機械(マシン)をライバル会社が買ってしまうと、一瞬で強みがなくなりますよね?
なので、お客様に「決め手」を聞かなくちゃいけないんです。
本当の強みは「真似できない優位性」「他との違い」
USPやUVPって言葉があるように真似できない強みや他との違いこそ、本当の強みだと思うのです。
少し脱線しましたが、私としては「他よりも引き出しを多く持とう」なんてコレっぽっちも思ってなかったことを顧問先は「他よりも優れている」と感じてくれました。
他にも色々なところで面談していると
「アドバイスをもらって、、、なるほどーって何回もうなずいてしまいました!」
や
「なるほど!私もやってみます!」
と、たくさんの気づきと行動が見つかるようです。
私としては、無意識に話していることなんですが、それが選ばれているんだと私自身、新しい発見でもあります。
正直、引き出しが多いのか自分でも分かりませんけど(笑)
至って普通に答えてたりするんですけど、決め手(他との違い)がそうなら素直に受け取って、次回から名刺やWebサイトに「引き出しが豊富」と記載しないといけないですね(笑)
ですので、皆さんのお客様へ「A4」1枚販促アンケートの「Q4の決め手」を聞いて
他との違い
を見つけてみてはいかがですか?
きっと、「え?そんな事が私の強み?」という気づきが見つかると思いますよ(笑)
今日はここまで。
販促コンサルタントの豊平尚哉でした。
〜販促手法の引き出しが豊富〜
(笑)
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