【思い込み注意!】目線のプロ化がお客様とのギャップを生み、その結果…

こんにちは。

沖縄で販促・集客のコンサルタントとして活動している豊平尚哉です。

 

今回のテーマは「目線のプロ化」について。

以前、私が某企業のコンサル(介護施設)をしていた現場で、とある事がありました。

その企業では営業ツールを作成するにあたり、お客様へ「A4」1枚アンケートを実施することに。

ただ、アンケートを作成・依頼・回収している間、営業ツールがなくては提案や案内ができないので、思い切って会社スタッフの意見を基に営業ツール(間に合わせ分)を作成し、少部数で印刷にかけました。

そして、営業ツールの印刷が仕上がったタイミングとアンケートが回収できた(14枚)タイミングが、たまたま同じ日だったので、スタッフの意見を基に作成した営業ツールのターゲットコピーやキャッチコピーなど諸々見比べる事にしました。

すると・・・

目線のプロ化

事前にスタッフが作成した営業ツールと、お客様の声(アンケート)が全然一致していなかったのです。

キーワードとなる「悩み」や「欲求」についても当てはまる言葉がほとんど見当たりません。

 

しかし、お客様の声(アンケート)からは複数のキラーコンテンツとなるキーワードが発見できたりと、大きな収穫がありました。

この様子にその場に居たスタッフさんも唖然としてました(笑

まさにこれが「目線のプロ化」なのです。

あなたが自分の職業に長く携われば携わる程、お客様にとって「すごい!」と感じる事が

「無意識」で出来ていたり

「当り前」に感じたり

「普通」と思ったり

してしまい、それを自分たちの「強み」とは思わずにスルーしてしまうのです。

 

結果、お客様とのギャップが生まれ、お客様に響かない営業ツールが出来上がってしまうのです。

もし「A4」1枚アンケートでお客様の声を集めずに、スタッフの意見(思い込み)だけで作った営業ツールを数百万円単位で印刷にかけていたら・・・

考えただけで恐ろしいですよね。

 

ということで、まず広告や営業ツールを作成しようと思ったときは「目線がプロ化」していないか、お客様からしっかりとアンケートを取り確認してみてください。

気づきを得られること間違いないですよ!

是非「A4」1枚アンケート活用してくださいね。

 

それでは今日はここまで。

販促・集客コンサルタント

豊平尚哉でした。

 

 

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豊平尚哉
フィードバックドリブンLLC代表。予測データと違い「顧客」から得られるフィードバックを歯車に企業の成長戦略や販促戦略を支援するコンサルタント、経営戦略パートナー。コストをかけずに広告の反響を上げる専門家。「A4」1枚販促アンケート広告作成アドバイザー|一般社団法人日本セールスプロモーション協会認定広告レスポンス改善アドバイザー。

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