集客効果絶大|屋外広告(看板)に載せる内容とは?

こんにちは。
沖縄で販促・集客のコンサルタントとして活動している豊平尚哉です。

はじめて私のブログへお越しの方は
まずこちらの記事をご覧ください。

今回のコラムは、街や地方でもよく見かける「屋外広告」について、何を載せたら販促として効果的なのかを説明したいと思います。

実際に現在進行形で進めている案件を紹介しながら、お伝えします。

屋外広告とは

ビル(または集合住宅)の壁にある壁面広告や交通量の多い道にある野立広告、建物の屋上にある屋上広告など、屋外にある様々な広告物を指します。

一言で伝えると「屋外看板」です。

なぜ、屋外に広告を出すのかというと、基本的には交通量や人流が多い場所、そしてターゲットに合わせた場所に設置することで「認知度」「交通案内(動線)」などを目的に合わせた広告を一定箇所に掲げることができるからです。

一般的な屋外広告

大手さんのような知名度のある企業であれば、ブランド名やロゴ、社名などを載せることがほとんどです。それは他媒体(TV、新聞、ラジオ、雑誌、インターネットなど)を使い、サービスが広く知れ渡っているので、屋外広告にはロゴや社名など載せるだけで「何屋さん」がわかるということです。

お店や中小企業もブランド名やロゴだけでいいの?

お店や中小企業は認知度や信用が低いのでブランド名やロゴだけでは、なかなか「何屋さん?」「何が得意なの?」が伝わらないはずです。

また、ブランド名やロゴだけでは、ターゲットが絞られていないので、最悪の場合、覚えてもらえてないケースも多々あります。

屋外広告に載せるべき情報

以前、看板屋さんへ直接尋ねると「看板の大きさには限りがあるので、インパクトが必要です。あまり情報を載せずに社名と電話番号、地図だけで十分です」という意見がありました。

確かに、看板の大きさには限りがありますのでインパクトは大切だと思います。しかし、認知度が低いお店や中小企業の販促や集客を考えると「最低限、ライバルとの違いを載せること」が大切になってきます。

では、具体的な内容について、実際に現在進行中の案件で説明します(進行中であるため、詳しく書けませんがいつか事例として紹介したいと思います)。

 背景

12年前にA地区で開業した小児科医院。開業から6年間は隣町のB地区(車で10分ほど離れている)からの患者さんもたくさんいらっしゃいました。

しかし、4年前そのB地区に新しく小児科医院が出来ると、たちまちB地区からの患者さんが来なくなりました。ただ、少なからずB地区からの来院があったので、「A4」1枚アンケートの決め手を取ると「B地区の小児科は水曜日が休診なので来ました」「女性の先生だと聞いたので来ました」「初診でもネットで予約ができるから」と出てきたので、ライバルであるB地区の小児科と比較すると、良い事実・強みがわかってきました。

比較する

比較表(地区名や医院名は伏せてます)

 

このような状況で、B地区付近に屋外広告(看板)を立てるとするなら、どちらがより強みが伝わるでしょうか?

ちなみに、屋外広告(看板)の設置予定場所は、B地区付近なのでGoogle MAPで検索した場合は、B地区の小児科医院が1位に表示されます。B地区の小児科医院は看板から約6分の距離なので上位表示されますが、A地区の小児科医院は看板から約10分の距離になるため、2位表示。

 

1、看板屋さんが言うように「インパクト」「医院名」「電話番号」を載せる

 

2、B地区から通院している患者さんの決め手にある「水曜日も診療」「女性の医師」「初診でもネット予約可能」と医院名や地図を載せる

 

仮に1の屋外広告(看板)を設置したとします。インパクトや医院の認知度は上がるかもしれませんが、この設置した場所(看板)から、距離としてB地区の小児科と比較した場合、距離という物理的な理由があり選ばれる確率は低いはずです。選ぶ要素が少なければ、近いほうを選びやすいからです。ですので、遠く離れた地区の小児科へ行く理由がありません。

 

2の屋外広告(看板)はどうでしょう。

距離という物理的に離れた地区ではありますが、「水曜日に子供の具合が悪くなった」「我が子は女の子なので、女性の先生に診てもらいたい」「初診でもネット予約ができるので、来院して待たされる心配がない」など、強みとして出てきた要素を看板に載せることで、A地区の小児科医院へ行く理由が見つかるはずです。

 

まとめ

このように、屋外広告(看板)は「インパクトは大事!」「目立つように!」とあまりにも情報が少ないものだと、なかなか反響がとれないこともあります。逆に情報が多すぎる看板も良さが伝わりにくいこともあります。

設置予定の看板の位置から近いライバルはどこか?

ライバルとの違いは何か?

強み(決め手)はかぶっていないか?

交通量が多い場所なのか?

歩いている人が多い場所なのか?

 

など、設置予定の場所と環境を考えながら看板の内容を決めるのが適切です。

 

先述しましたが、上記は現在進行中の案件です。地区名や小児科名は伏せていますが、実際に看板を設置し1年間の集計を測ってみたいと思います。良い結果は確実に出せると思いますので、ぜひ結果を楽しみにお待ちください。

参考本【「A4」1枚チラシで今すぐ売上をあげるすごい方法〜「マンダラ広告作成法」で売れるコピー・広告が1時間でつくれる!】をご紹介しました。

今日はここまで。
販促・集客コンサルタント
豊平尚哉でした。

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豊平尚哉
フィードバックドリブンLLC代表。予測データと違い「顧客」から得られるフィードバックを歯車に企業の成長戦略や販促戦略を支援するコンサルタント、経営戦略パートナー。コストをかけずに広告の反響を上げる専門家。「A4」1枚販促アンケート広告作成アドバイザー|一般社団法人日本セールスプロモーション協会認定広告レスポンス改善アドバイザー。

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