先日、とあるお店へ専門家派遣があり
広告・宣伝について相談がありました。
相談内容は
「お客様のニーズを知りたい」
「うまくチラシを作成したい」
「集客できるようになりたい」
という相談でした。
そこの従業員へ話を伺ってみると
「近隣にライバル店(競合店)があり
そこと太刀打ちできない。
だってあそこはうちの2倍以上の従業員がいるし
お店の規模も大きい。
しかも、売り文句も在庫が豊富とうたえる。
だから、ライバル店にはとうてい勝てないんです。
けど、あの店が移転すると聞いているので
それまで我慢するしかないと思ってます。」
つまり
競合店の規模(面積や従業員数)が多く、在庫数が多いから勝てない
というものでした。
しかし、同店の社長は
「指をくわえて待つのは嫌だから、どうにか集客したい」
と考えてます。
本当に売り文句はない?
ここで大切なのは
近隣に競合店があるにも関わらず
少なからずお客様は来店している事実。
ライバル店(競合店)と比べて
・売り文句はない
・規模(面積や従業員数)が小さい
・在庫が少ない
と言いつつも
来店し商品を購入してくれる
お客様は存在しているんです。
なぜでしょうか?
と、先ほどの従業員さんへ質問してみましたが
返事がありません。
返事がない理由は
なぜ、当店を選んでくれているのか?
を知っていないだけなんです。
その選んでくれた理由は
お客様しか知らない
ということです。
なので
ライバル店があるのに当店で商品を買ってくれた理由を
お客様から聞かないと
いつまでも「売り文句がない」と嘆いてしまいます。
ですので、同じように悩んでいる方は
このような質問をアンケートとして取ってみてください。
自社の強みを引き出すたった1つの質問
他にも似たようなお店があるにも関わらず
何が決め手となって当店で商品を購入されたのですか?
この質問をすると何が分かるのか?
というと
ライバル店(競合店)にはない
独自の「強いところ」すなわち「強み」が
分かるようになります。
他店ではなく、自社を選んでくれた理由なので
独自性や差別化が明確になります。
それを売り文句として使えば良いのです。
例えば
「大型店とは違う3つの理由」
「お客様から選ばれる3つの理由」
「他店とはココが違う当店の特徴」
など、伝え方は様々です。
あなたの本当の強みは
お客様が知っていますので
ぜひ、このようなアンケート(質問)を
とってみてください。
そうすると、ライバル店の動向や規模など
どうでもよくなり、目の前のお客様に集中でき
良いサービスができるようになりますよ。
たった1つの質問について
もっと深くしりたいという方は
こちらの本がオススメです◎
今日はここまで。
販促コンサルタントの豊平尚哉でした。
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