こんにちは。
販促・集客のコンサルタントとして活動している豊平尚哉です。
今回は「チラシの修正方法」についてご紹介します。
と、その前に、「信用」について少しだけ。
個人事業主(お店)や中小企業(会社)は大手と違い、圧倒的に「信用」が不足しております。大手さんは割と信用があるため、商品案内や価格の打ち出し方で勝負できますが、お店や中小企業は、大手さんと同じような広告の打ち出し方だと勝負になりません。
では個人事業主や中小企業はどのようなチラシ(広告)にしなければならないのか?ということで、これまで「A4」1枚アンケート広告作成法をご紹介してきました。
詳細についてはこちら
広告・販促物の反応を上げるための構成・流れ・順番とは?
「A4」1枚販促アンケート広告作成アドバイザー協会-公式
チラシの修正相談
数日前の話。
この「A4」1枚アンケート広告作成法を使い、チラシを作成したあと、徐々に反応が取れ、数ヶ月後には圧倒的な売上がたつほど業績が上がってきている企業から「チラシの裏面にB商品の案内も載せたいので、お客様の声やビフォーアフターを取ってもいいですか?」という相談がありました。
なぜ、そのような考えになったのかと伺うと「ライバル(大手)が打ち出したチラシに、うちと似た商品が載っていたので当社でも扱っていることをPRしたい。今、チラシの反応がとてもいいので、その商品の問合せも増えるはず」とのこと。
そのライバル(大手)のチラシの表面はA商品の案内、裏面にはB商品の案内が掲載されてたので、同じようにB商品の案内を載せたいとの理由でした。
ここで私はストップをかけます。なぜならば、先述したとおり「信用」に差があるため、せっかく売れているチラシの妨げになる恐れがあるからです。
そもそも個人事業主さんや中小企業は「信用」が不足している点
大手さんと違い、お店や会社は「信用」が不足しております。名前も聞いたことない、知られていないケースが圧倒的に多い中、大手と同じような打ち出し方では、反応を取るのが難しいのです。ですので、しっかりと「説明する打ち出し方」「信用してもらえる証拠」を提示して、信用を得なければ反応を得ることができません。
あの商品、この商品など、あれもこれも載せない
今、使っているチラシが売れている状態であれば、今の打ち出す内容が間違っていないということ。売れているからという理由で、あれもこれも載せると何が伝えたいのか分からなくなり(情報過多)、逆に反応が取れなくなる恐れがあります。ですので、もしB商品を売りたいのであれば、B商品に特化したチラシ(広告)を作るべきなんです。
チラシは1広告×1メッセージが理想。
せっかく売れているので、大幅な変更は逆効果になるので要注意。
修正箇所は、お客様の意見を取り入れる
もし、打ち出しているチラシで売れ行きが悪くなってきた場合、思い込みで修正するのではなく、お金を支払ってくれたお客様の意見を取り入れながら修正することをお勧めします。
どういうことかというと、打ち出しているチラシでお客様が目を通した箇所、心に響いたコピー、決め手になった点などを聞くことで、何を残して、何を削除すればいいのかが明確になります。なので、売れている大事な部分を削除してしまうと、たちまち売れなくなることがあるので要注意です。
必要な部分や削除する部分は、お客様から伺い、逆に不足している部分を補い改善する。そのほうがお客様目線で売れる広告へ進化していきます。
(ランディングページだとヒートマップが有効)
今回は、この会社へ上記の説明を行ったので納得してもらいましたが、もし知らずに広告会社へ依頼すると、もしかしたら、また売れない広告になっていたかもしれません。
まとめ
・売れている状態のチラシ(広告)なら継続して使う
・広告は1広告×1メッセージ
・修正箇所はお客様の意見を取り入れる
このケースはチラシだけではなく、ホームページやDM、ブログ、ランディングページなど様々な広告に当てはまるので、ぜひお客様から意見を取り入れながら修正をしてみてください。
今日はここまで。
販促・集客コンサルタント
豊平尚哉でした。
☆ たった90分で集客・販促の悩みを解決!☆
豊平尚哉の個別コンサル
─[PR]─────────────────────────
関連記事
最新記事 by 豊平尚哉 (全て見る)
- 那覇商工会議所主催【11/27、12/4開催】本気で取り組む!売上・資金繰り改善経営セミナー - 2023年11月21日
- 令和4年度「稼ぐ力」を養い実践する事業|販促・集客セミナー(2022年12月7日)|講師実績(口コミ・評判) - 2023年3月9日
- 登壇情報【2023年3月16日】那覇商工会議所主催販促セミナー - 2023年2月14日